免疫力をつけてヘルペスに打ち勝つ方法

ヘルペスへの対策としては、やはり免疫力をつけることが大切だと考えている方は多いはずです。

この免疫力アップには、アミノ酸の一種であるアルギニンも効果的です。
人間の体には免疫機能が備わっていますが、体力の低下などによりその免疫機能が低下する場合があります。

アルギニンの摂取により、ウイルスなどへの対処に活躍するマクロファージと言われる白血球を活性化させることが可能になります。
そしてそれが、免疫力アップへとつながっていくのです。

またアルギニンには、成長ホルモンの分泌を促進させる働きもあります。
この成長ホルモンがあることで、睡眠時に疲れを解消していくことができるのです。

このため成長ホルモンの分泌が活発でないと、朝から疲れを感じてしまいます。

口唇ヘルペスなどの経験がないという場合、このアルギニンを5000mg摂取すると朝の目覚めがよくなると言われています。
しかし口唇ヘルペスなどになりがちだという場合、その量のアルギニンを摂取してしまうとヘルペスが発症することもあります。

このため免疫力アップに効果的と言われるアルギニンであっても、ヘルペスがある方にとっては積極的な摂取は避けなければならないということになります。
ヘルペスがある方の場合は、普段の食事のバランスに気をつけ、適度にアルギニンを摂取していけるような心がけが重要です。

アルギニンが不足してもよくないので、適度に摂取していくことが大切になります。
アルギニンを多く含む食品としては、鶏肉や大豆、高野豆腐といったものが挙げられます。

また、アルギニンの摂取量をリジンと言われるアミノ酸の摂取量が上回っていれば問題ないという考え方もできます。

これを踏まえると、ヘルペスがある方にとってはリジンの摂取を心がけたほうがいいということにもなります。
もちろんこの場合でも、過剰摂取が起こらないように摂取量には心がけなければなりませんし、リジンだけをたくさん摂取するというようなことがないようにしましょう。

 

またこの他にも、免疫力をアップさせる必須ミネラルとしては「亜鉛」が挙げられます。
亜鉛は私たちの体内の中で、免疫細胞の働きが活発になるように働きかけたり、活性酸素除去に関わる酵素をサポートしたりといった大切な役割を担います。

さらに粘膜の健康維持に大切なビタミンAを支える働きも持っているため、のどの痛みや鼻づまりといった症状の改善にも亜鉛は関係しています。

そして免疫力アップのためには、「乳酸菌」も欠かせない存在となります。

免疫細胞の約70%は小腸に存在しています。
腸内に存在する善玉菌の量が増えることで、免疫力も向上してきます。
しかし便秘体質の場合、その善玉菌の量が少なくなってしまいます。
ですから便秘を解消することも、免疫力アップには欠かせない要素とも言えるのです。

小腸には多くの乳酸菌が善玉菌として存在します。
その中で以下の6つは腸内に留まりやすいという特徴を持っているため、これらを摂取することで便秘解消、さらには免疫力アップも期待することができます。

① ロンガム菌 ② ビフィダム菌 
③ ドレセンティス菌 ④ シュードカテニュラータム菌 ⑤ ブレーべ菌 
⑥ インファティス菌

乳酸菌の摂取に役立つ商品は多数登場していますが、その中でより効果的な商品を選ぶためにも、こういった乳酸菌の知識について理解しておくことは大切だと言えます。

乳酸菌の摂取と言えばヨーグルトはやはり定番です。
このヨーグルトも、数え切れないほどの種類が販売されています。
乳酸菌の摂取について大きくアピールされているヨーグルトも多い
ですので、そういったヨーグルトでどんな乳酸菌が摂取できるのかを
調べてみるのもいいでしょう。

またもちろん、ヨーグルト以外の商品でも乳酸菌の摂取は可能となります。

 

このように、免疫力アップにつながる成分はいろいろとあります。
それら成分のうち、自分にとって摂取しやすいもの・摂取しにくいものというのは人それぞれで違ってくるでしょう。

やはり、自分が摂取しやすいと感じるものを中心に摂取を心がけていったほうが長続きしやすいでしょうから、自分の食生活や生活習慣に合った成分をまずは見極めていくということも大切かもしれません。

それに加えて、栄養バランスの取れた食事というのも大事です。
体にいいものだけを積極的に摂っていればいいというわけでもないですから、何事もバランスというものが重要になります。

ヘルペスでお悩みの方の中には、免疫力アップに関心を持つ方も多くいらっしゃるはずです。
それを実現できるための知識や情報をまずは身につけ、それから実践しやすい方法を探っていきましょう。

そして日々の生活では、免疫力アップだけでなく、質の高い睡眠やストレスを溜めない工夫といったことにもこだわっていくと、よりよいケアを行うことができるのではないでしょうか。

また免疫力アップが実現できれば、ヘルペス対策以外の効果まで期待できるでしょう。

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