関節軟骨のしくみと構成成分
関節とは文字通り「骨と骨のつなぎ目」です。骨と骨が接する部分は硬い骨同士が直接こすり合わないように「関節軟骨」で覆われいて、それがクッションの役割を果たしています。この軟骨の表面はとても滑らかにできており、腕や足などをスムーズに動かすことができます。
関節軟骨の構造
関節軟骨は主にプロテオグリカン(コンドロイチン+ヒアルロン酸など)、II型コラーゲン、軟骨細胞、グルコサミン、そして水分からできています。

ここで再び軟骨をスポンジに例えて考えてみましょう

- スポンジの外枠部分がコラーゲン
- スポンジ部分がプロテオグリカン(コンドロイチン+ヒアルロン酸など)
- スポンジの中の水分(滑液)がグルコサミン+水分
関節が痛む原因は、関節軟骨 (クッション) が徐々にすり減ってしまい、骨と骨が直接こすれ合ってしまうためなのです。